財務コラム

資金調達で税理士に銀行融資を依頼するメリットとポイント

資金調達する際、銀行融資を検討している方も多いですが、その際には税理士に相談しながら進めていくと安心です。
会社が非常に安定している状況であれば良いのですが、そうでない場合、個人で交渉してもなかなかうまくいきません。実際に依頼することを検討している方のために、依頼するメリットやどのような人に依頼すれば良いのかについてご紹介しましょう。

資金調達・銀行融資は企業にとって必須の課題

資金調達の中でも銀行融資は会社を経営していく上で非常に重要なものであり、なおかつ避けて通ることはできません。
必ず成功させたいところではありますが、実際には借入についてよくわからなかったり、どのように準備を進めていけば悩んでいたりする方も多いです。
銀行融資に失敗してしまうと一気に状況が悪化してしまうような会社もあるため、慎重に進めていきましょう。

銀行といえばノンバンクに比べて安い金利が設定されているので、非常に魅力的ではありますが、比較的審査が厳しいということについては十分理解しておかなければなりません。
これは貸し倒れを避けるためなので仕方がないのですが、少しでも貸し倒れリスクがあると思われてしまったり、信頼できない要素があったりした場合には融資を断られてしまうこともあります。

だからこそ、信頼してもらうための準備を十分に行い、丁寧な書類作成や良い印象を持ってもらうための対策を取っておくことが重要です。

税理士に銀行融資を依頼するメリット

税理士に銀行融資を依頼することにより、より効果的に、効率的に準備や交渉を進めていくことができるようになるのがメリットです。また、安定した会社経営を目指していくことができます。

例えば、将来的に、いつ資金が足りなくなるのかを事前に予想することができるため、余裕を持って銀行に交渉することも可能です。
実際に資金が足りなくなってから慌てて行動すると安定した経営ができていないと判断され結果的に融資を受けられなくなってしまうような心配もありますが、こういった事態を避けられるのも大きなメリットだといえるでしょう。

また、万が一融資を断られてしまった時にも相談が可能なので、次はどのような対策をとれば良いのか早い段階で判断できます。
常に資金繰りに追われているような状況だと生産性も低くなってしまいますが、こういったリスクを避け、できる限り安定して会社経営をしたいと考えている場合も大きな力になってくれるはずです。

資金調達で後悔しない税理士の選び方

できる限り資金調達で銀行融資を成功させるためには、この分野に強い税理士に依頼することをおすすめします。
税理士は誰に依頼しても同じ結果になるわけではなく、それぞれ得意分野が異なり、資金調達が得意な人とそうでない人がいます。

これまでの経験も異なるので、信頼できる税理士を見つけ、依頼しましょう。特に信頼度の高い計算書を作れるかどうかは非常に重要なポイントだといえます。

相談する際には、実際にこれまでにどの程度の実績があるのか確認しておくと安心です。

イナリ税理士事務所では、これまでに多くの方にご相談をいただいており、細やかなアドバイスや提案、素早い対応を心がけています。

資金調達といえば難しいものというイメージがありますが、わかりにくいことはしっかりと説明し、ご理解いただいた上で進めるようにしているため、資金調達に関して何かと不安を抱えている方もご相談ください。